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プロフィール
tomo
「かながわ朝市ネットワーク」の広報担当をしています。
神奈川県下の朝市を取材して紹介したいと思います。
湘南地域の小さな町二宮に住んでいますので、地元の朝市もPRしていきたいと
思います。

2010年05月05日

市は面白い

ラディアン日曜朝市が5月2日に開催され、多くの人で賑わいました。今回はジャンケン綿菓子などの子ども向けの企画もあったので、お子様連れのお客様も多かったです。




この朝市の事務局をしていたことから、神奈川県下の朝市や昼市など地域活性化のために開催している市関係者の人たちとも出会い、現在「かながわ朝市ネットワーク」の広報担当をしています。

「市」って、商いの原点があるし、魅力もあるけれど、その起源は何だろうと思い、インターネットで調べてみました。

主にその語源からいうと、身を清めて神に奉仕する「斎(いつき)」という語に結びついて「斎地(いつち)」が「いち」になったと言われているそうです。中世においては天界から四天王がおりてくる日に市がたち、虹や木と密接に関わっていたそうです。天空にそそり立つ大木は天の神々が降りてくるとされ、虹のたつ場と同じく天界と俗界の境界領域で固定的な市が立つ場となったそうです。古代の市は神の存在を前提として、売買を含めた広い意味での交換機能を持っていたようです。

日本最古の市と言われる海石榴市(つばいち)は、椿市の意味で、山の民が持参した山土産の椿を市に植え、鎮魂の歌舞いをして、里の民と交流したのが起源といわれているそうです。そして、地の利もあり多くの人が集まり、市として発展したそうです。また、市は男女の交歓も行われた大切な場所で、恋歌の交換もなされたそうです。市は目に見えない広い力が働いている場でもあるのですね。


5月3日は、「小田原まちなか市場」が開催されました。小田原北条五代まつりの日だったということもあってか、どこも人でいっぱいでした。まちなか市場も混雑していました。サクサク最中アイス、曽我よりバラ生産者販売、足柄地ビールの販売、秦野落花生づくし、湯河原の美味しい水使用十二庵の豆腐、地元の米・野菜・柑橘類・ジャムの販売、小田原青年会議所主催の小泉教授の講演にあった納豆汁、竹虎、雪虎(厚揚げを焼いて、青ネギをかけたものと大根おろしをかけたもの) まちなか市場特製『壷焼きイモ』などが販売されていました。


この市は地産池消をめざしていて、地元のものを販売しています。焼き芋も小田原でさつまいもを作付して、それを街かどで売ることを目指すそうです。焼き芋は大変甘くておいしかったし、十二庵の秘伝豆の豆腐も淡い緑色の美しさと豆の甘みが美味しい逸品でした。
  


Posted by tomo at 07:00Comments(0)市よまやま話